子どもに美術を好きになってほしい!
そう思う親御さんは多いと思うんですが、いざ「何から始めたらいいんだろう」と考えると、意外と手が止まりませんか?
絵本?美術館?美術系の知育玩具?
どれもいいんですが、もっとずっと簡単で、しかも続きやすい方法があります。
家に1枚、絵を飾ること。
それだけです。
現役の学芸員として日々作品と向き合うなかで、子どもに美術を伝えるのに一番効くのは「日常に絵がある」状態をつくることだなと、最近じわじわ実感しています。
この記事では、その「家に1枚」を実際に始めるための具体的な話を書きました。
- どんな絵を選べばいい?
- どこで買えばいい?
- どう飾る?いくらかかる?
このあたりを、学芸員視点で正直に書いていきます!
筆者について
現役の美術館学芸員です
» りんのプロフィール
» X @rinhwan_blog
- 公立・私立美術館の双方で勤務、西洋美術史の修士
- 美術館で対話型鑑賞ワークショップやギャラリートークを担当
- 子育てしながら、家でも美術のある暮らしを実践中💪
子どもに美術を身近にする一番簡単な方法
美術って必ずしも「教える」ものではないのかなあ。と思ってます。
特に子供は、教えようとした瞬間に興味を失ったりしますよね...。
一方で、毎日目に入るもの=自然と「知ってるもの」になっていきます。
美術館で会う絵は「非日常」、家にある絵は「日常」。この差は思ったより大きい!
美術館の絵は2時間で1枚あたり20秒見て終わりですが、家にある絵は朝も夜も、ご飯食べてるときもオムツ替えてるときも目に入ります。
「何度も同じ絵を見る」という体験は、美術館ではなかなかできないもの。
絵を深く見る力って、才能じゃなくて「見慣れているかどうか」なんですよね。
同じ絵でも、2回目より3回目、3回目より10回目のほうが、ちゃんと見えてくる。
家に飾るって、それが自然にできちゃうということなんです。
子どもの美術教育については子どもの「考える力」が育つ美術鑑賞|7つのメリットでより詳しくまとめているので、興味があればそちらもどうぞ。
この記事で話すのは、もっと具体的な「何を選んで、どう飾るか」の話です。
我が家のポストカードコレクション
まず、参考までに我が家のコレクションを!

留学先で買ったもの、美術館のミュージアムショップで衝動買いしたもの、学生時代から持ってるもの。
ぜんぶ好きで、気が向いたときに飾る場所を変えながら使っています。
シャガール、広重、レンブラント、モネ、ゴッホ、ゴーガン、ルソー、マティス、光琳。
中世のタペストリーや浮世絵もあれば、20世紀のマティスもある。
「専門は西洋美術なのに琳派も浮世絵もあるじゃないか」と言われそうですが、好きなものは好きで仕方ない。
学芸員と言っても、家で楽しむときはこのくらいの雑食です。
このコレクションを眺めて、その日の気分で立てかける絵を変える、というのが、もはや私の朝のルーティンになっています。
でも、全部が「子ども向け」とは限らない
ただ正直、このコレクション全部が「子どもに見せたい絵」かというと、そうでもない。
たとえば、レンブラント《読書する母》は色も渋いし、動きもないし、何が起こっているかも分かりにくい。子供向けでは...ないですよね。
「全部いい絵だから全部飾ろう」じゃなくて、「子どもと楽しむなら、こういう絵がいい」という基準は確かにあります。
学芸員視点で言葉にしてみると、ポイントはこのあたりです👇
色がはっきりしている
子どもは色のコントラストに反応します。
パステル調や色数の少ない絵より、鮮やかではっきりした色の絵のほうが目に入ります。
マティス、シャガール、ゴッホは◎
ハンマースホイやモランディは、いい絵だけど子どもには地味すぎるかも。
モチーフが具体的で分かりやすい
抽象画より、「これ何?」と聞いて答えられる絵のほうが、子どもと話すきっかけになります。
人、動物、植物、乗り物。
そういうものが描かれている絵は、対話の入り口がたくさんあります。
モンドリアンの抽象画も名画ですが、子どもと「何が描いてあるか」の話はしにくい。
不穏すぎない
これは想像しやすいですよね。
ムンクの《叫び》、ゴヤの黒い絵シリーズなど...名画ではあるけど、毎日目に入る場所に飾るのは正直しんどい絵もあります。
「不穏」と「シリアス」は別物で、シリアスな絵(レンブラントの肖像画とか)は飾ってもいいけど、不穏な絵は子どもがいる空間には向かないかも。
動きや物語がある
北斎の《神奈川沖浪裏》みたいに「今まさに何かが起こってる」絵は、見てると物語が湧いてきます。
静物画も悪くないんですが、子どもの興味を引きやすいのは「動きのある絵」のほうです。
👉 この4つの基準で、我が家のコレクションを見直して、artgraphで買い足したのが、これから紹介する5枚です。
学芸員が選ぶ、子どもと楽しめる名画5選
ゴッホ《夜のカフェテラス》
夜なのに明るく、星が煌めき、1日を労う人たちの楽しそうな話し声と軽快な音楽が聞こえてくる。
部屋に置いておくとなんだか安心できる、そんな絵です。
子どもにご飯をあげてるとき、エネルギッシュな黄色が目に入るんですよね。
それだけで深呼吸できて、私はこの1枚がある生活をけっこう気に入っています。
見てください、カフェの黄色とテラスのオレンジ、空の深い青、星の白。
子どもとは「夜なのに明るいね」「星がいくつあるかな」みたいな話ができますし、黄色と青の対比が強いので、色の話の入り口にもなります。
ゴッホの厚塗りの筆致は複製では再現できない!とわかってても、家に置いておきたい...。

我が家はB4サイズで飾っています。上野の森ゴッホ展で行列に並ばないと見れなかった《夜のカフェテラス》、おうちでゆっくり見るのもありですよね♪
\ 我が家に飾った1枚 /
モネ《ラ・グルヌイエール》
でも、印象派の筆致は意外と複製でも結構いけるんです。
理由は、印象派の筆致が「色のかたまり」で構成されてるから。
ゴッホの厚塗りは「絵の具の厚み」そのものが情報なので、平面の印刷では再現に限界がありますが、モネの「水面に映る木の影」みたいなのは、色の配置でかなり再現できます。
このラ・グルヌイエール、水面の描写が本当にすごい。
近づいて見ると、ただの色のかたまり。
でも離れて見ると、ちゃんと水面で、波がきらめいていて、ボートが揺れている。

子どもと一緒に「近づいて、離れて、近づいて、離れて」をやると、めちゃくちゃ楽しいです。
「あれ?さっきまで水だったのに、近づいたら色の点々になっちゃった」っていう体験は、印象派ならではの遊び方だと思います。
\ 我が家に飾った1枚 /
葛飾北斎《神奈川沖浪裏》
ここで日本の絵を1枚。
北斎の波は、たぶん世界で一番有名な日本の絵です。
教科書にも載っているし、ヨーロッパの美術館でも本当によく見かけます。
この絵のすごさは、「動きの一瞬を切り取った」というところにあります。
波が砕ける、まさにその瞬間。
絵に「時間」が閉じ込められているんですよね。
子どもと見るときの楽しみ方は、富士山探しがおすすめです。
ぱっと見、波が主役にしか見えないんですが、画面の真ん中にちっちゃく富士山が描かれています。
「あの大きな波の向こうに、ほら、富士山があるよ」と教えると、子どもの「絵を見る目」が一気に変わります。
スケールで遊べる絵って、案外少ないんですよ。
それから、青の濃淡。
これは「ベロ藍」という当時のヨーロッパから輸入された顔料で、北斎が好んで使った青なんですが、子どもには「青ってこんなに種類あるんだね」の話の入り口になります。
ゴッホ《麦わら帽子の自画像》
ゴッホをもう1枚、今度は本人の顔を。
カフェテラスは「絵そのもの」が主役でしたが、こちらは「画家本人」が主役です。
ゴッホの自画像はいろいろあるんですが、この《麦わら帽子》は表情が比較的穏やかで、画面の色も明るくて、子どもと一緒に見るのにちょうどいいんです。
子どもと楽しむなら、「肌色って何色?」の話がおすすめです。
ゴッホの肌は、肌色1色じゃない。
緑、青、オレンジ、赤、黄色、ぜんぶ入っています。
「人の顔って本当にこんな色してる?」と聞くと、子どもが顔をじっと見るようになります。
自分の手の甲を見て「あ、影のとこ青いかも」って気づく瞬間が、たぶんあります。

我が家はartgraphの《麦わら帽子の自画像》ポストカードを、ポストカードフレームに入れて楽しんでいます。
ケロちゃんと並べるとなんか可愛かった。
家庭でできる対話型鑑賞のやり方は、家庭でできる対話型鑑賞|おうちVTSで詳しく書いているので、気になる方はそちらをどうぞ。
モネ《印象、日の出》

「印象派」という名前は、この絵から取られています。
当時の美術評論家が「こんなの絵じゃない、ただの印象じゃないか」と皮肉ったところから、印象派という呼び名が定着した、という有名な話。
ここから印象派が始まりました、なんて書くと、いきなり美術史の授業っぽくなっちゃうので、それは置いておきます。
この絵、本当に不思議な絵なんです。
ちゃんと描いてないのに、ちゃんと朝の港に見える。
太陽の赤、空のオレンジとグレー、水面の青。
それぞれが「ちゃんと形をとってない」のに、見ているとちゃんと景色が立ち上がってくる。

私がこの絵を子どもに飾りたいと思った理由は、「絵ってこんなふうに描いていいんだ」と子ども自身に思ってもらえる絵だからです。
子どもって、絵を描くときに「ちゃんと描けない」って癇癪を起こすことがありますよね...積み木で似たような場面に遭遇する...。
でも、ちゃんと描かなくても、こんなに素敵な絵になる。
形がぼんやりしていても、いい絵はいい絵なんだ、ということが、この1枚から伝わると思っています。
「印象を描く」ってこういうことか、というのが、見ているとじわじわ分かってくる絵です。
飾り方のコツ
我が家は賃貸アパート、しかも狭め。
サイズ感やフレーム、飾り方のコツについて考えてみました。
サイズはB4が現実的
artgraphのポスターは複数サイズで選べるんですが、私が買ったのはB4サイズです。
A5(はがきサイズくらい):机や棚に立てかける用に気軽。
B4:リビングや子ども部屋の壁に丁度いい。我が家のサイズ。
A3・B3以上:壁面メインに据えるサイズ。賃貸狭めだと持て余すかも。
「最初は大きいほうがインパクトあるかな」とちょっと迷ったんですが、B4でも十分に存在感があります。
むしろ、リビングに大きい絵を1枚どーんと飾ると、家具との関係でバランスが難しくなる気がして、B4にしておいてよかったなと。知育ポスターとかも飾りたいし(笑)
ポスターフレームは別で買うのもアリ
artgraphにはウッドフレームの取り扱いもあって、B4フレーム単体で3,480円。(セットでも売ってる)
正直高いな〜と...カラー展開もあるし品質も高いんですが、まあこれじゃなくてもいいかな?
とりあえずで安いの買ってもいいと思います。
我が家は最初ニトリ(B4フレームで999円)で買おうと思ってました。
けど店頭で見たら縁が太めで主張が強め、絵が負けそうだな〜と思って辞めまして...。

で、うちは結局Amazonで縁の細いB4フレームを使ってます。
個人的には、品質とコストのバランスは一番良さそうかな〜と。
絵の見え方が一段良くなったので、満足しています。
ポスターが良ければ最初からフレームにこだわる必要はないですが、細さと色はインテリアとの兼ね合いを考えると良さそうですね。
ポストカードフレームはartgraphが断然おすすめ
B4ポスターの話をしてきましたが、もう一つ我が家で愛用しているのがartgraphのポストカードフレームです。
他で見ないデザインで、おしゃれで可愛い。
透明アクリル板でポストカードを挟んで、木製のスタンドに立てるタイプ。

ナチュラルな木目とクリアな板の組み合わせがすっきりしていて、棚や机の上にあってもうるさくない。
artgraphのポストカードフレームをおすすめする理由、4つあります。
特に「裏表で飾れる」がかなり便利!
朝はゴッホの自画像を表に向けて、夜は反対側のモネを向ける、みたいな使い方もできます。
1つのフレームで2枚分楽しめる。
ポストカードは1枚300〜500円台で、artgraphだけでもかなりの種類があります。
「B4の本気の1枚を壁に飾る」のはハードルが高いな〜と感じる方は、まずはポストカード+このフレームから始めるのもアリだと思います◎
賃貸でも飾れる|壁を傷つけない方法
我が家は賃貸なので、壁に画鋲を打ちまくれません。
使っているのは、ピンレスのフックや、ホッチキスで留めるタイプの吊り金具。
ホッチキスで留めるタイプは穴がほぼ目立たないので、原状回復もそんなに心配しなくていいです。
あとはビジーボードとかに挟むのも良いと思います。

うちではもともと使ってたIKEAのペグボード(普段はビジーボードとして使ってる)です。これ作りしっかりしてるし可愛くてお気に入り。ごちゃごちゃおもちゃもなんかオシャレに見える。笑
壁に穴を開けずに済むし、子どもの目線に近い位置に絵を持ってこられるので◎
子どもが手で触ってもいい高さに絵がある、というのは、結構大事なポイントだと思っています。
「触っちゃダメ」「離れて見て」じゃなくて、「いつでも近くで見ていいよ」の姿勢のほうが、絵が好きになる気がするんですよね。破いちゃいそうな年齢だったら小さめサイズ買ってラミネートとかでもいいかも。反射は若干気になるけど...
artgraphで買うときの注意点
artgraphって、複製絵画のサイトのなかではかなり良心的なほうだと思っています。
ただ、買うときに気をつけたいポイントがいくつかあるのでまとめておきますね✏️
「ポスタータイプ・余白あり」を選んで
artgraphのポスター商品には3種類あります。
- 余白あり
- 余白なし
- キャンバスパネル
学芸員のおすすめは、余白あり一択です。
理由は単純で、美術館の額装と同じ仕組みだから。
絵の周りに白いマット(余白)があることで、絵が引き立つ。
これは何百年も前から続いてる、絵を見せるときの基本の作法です。
余白あり・B4・ポスタータイプ。学芸員的にはこれが基本のおすすめ設定です。
キャンバスパネル・余白なしはおすすめしない理由
余白なしとキャンバスパネルは、規格サイズ(A4、B2など)に作品を合わせるために、絵の上下や左右がトリミングされていることがあります。
これは正直、深刻な問題です。
絵画の構図って、画家が考え抜いた結果だから....
トリミングされると、別の絵になっちゃいます。
ジャケットの肩から下を切って「これがあなたの服です」と渡されるようなものなので、私は学芸員として「これはおすすめしないです」と言い切ります。
ARで試し置きできるから失敗しない
artgraphには、スマホでARを使って部屋に試し置きできる機能があります。
これ、地味にすごく便利。AR起動してうまく行かない人はブラウザリロードしてやってみるといいかも。
「思ったより大きかった」「壁紙の色と合わない」みたいな失敗が防げます。
賃貸の限られた壁に飾るなら、絶対使ったほうがいいです。
始めるなら、まずは1枚から
たくさん絵を飾らないといけないってことはありません。
むしろ絵ってじっくり味わうのに向いているから、まずは1枚〜で全然OK。
初期投資の目安(表あり)
大体の初期投資の雰囲気を知りたい方に、参考までに書いておきます。
| ポスターサイズ | フレーム(額縁) | 総額 | |
|---|---|---|---|
| 最小構成 | A5ポスター 1,900円 | Amazonフレーム 約1,000円 | 約2,900円〜 |
| おすすめ | B4ポスター 2,800円 | Amazonフレーム 約1,500円 | 約4,300円〜 |
| こだわるなら | B4ポスター 2,800円 | artgraphウッドフレーム3,480円 | 6,280円 |
大体3,000円〜6,000円台で、家にきちんとした絵を1枚飾れます。
ちょっといい知育玩具1個と同じくらいの値段
飾りっぱなしで毎日子どもの目に入る、という意味では、知育玩具よりコスパよく活躍してくれる気がしています。
あと、親の精神衛生上も良い&部屋がちょっとおしゃれになる、っていう良さも。笑
入れ替えるときはポスター単体(1,900円〜)でOK
artgraphで額なしポスターのみが購入可能なのでありがたい。
フレームを使い回せば、ポスター単体(1,900円〜)でどんどん入れ替えていけます。

我が家のように縦の作品と横の作品一個ずつ買うと、雰囲気ガラッと変わるのでおすすめです
美術館って、作品は変わるけど壁は変わらないですよね。
これ、家でも同じです。
毎月変える必要はありません。
親が気が向いたら、でOK。
私も、思いついたときにゴッホとモネを入れ替えたりしています。
テーマで選ぶときの参考に
最後に、「次の1枚」を選ぶときの視点をいくつか👀
季節で選ぶ
絵は、季節を伝えるのにすごく向いています。
絵本だと「読む」必要がありますが、絵は飾っておくだけで毎日目に入る。
「今日は桜の絵だね」「もうすぐ夏だから波の絵に変えようか」みたいな会話が、生活の中で自然に生まれます。
春はドニやモネ、夏はゴッホや北斎、秋はミレーや広重の紅葉、冬はブリューゲルやモネのかささぎなど、季節ごとに名画はたくさんあります。
季節ごとに変えなくても、「梅雨だから水辺の絵」みたいに行事に合わせるのも楽しい。
うちはまだ大々的に季節ローテーションはやれていないんですが、これからやってみたいことのひとつです。
▶ 季節別に「子どもとどう遊ぶか」までまとめた記事も執筆中です✏️
子どもが反応するモチーフで選ぶ
動物、水、鮮やかな色。
このあたりが入っていると、子どもの食いつきがいいです。
うちの子は、なぜかモネの《ラ・グルヌイエール》の水面をじーっと見て眉をひそめてヨダレ垂らしてます(何を考えているのか...)。
水が動いて見えるのか、ボートが気になるのか、何が琴線に触れているのかは分からないんですが、こういう「うちの子だけのお気に入り」が見つかるのも、家に絵がある楽しみだなと思います。
部屋の雰囲気で選ぶ
リビングの壁紙や家具との相性も考えるなら...
木の家具が多いなら印象派系(モネ、ルノワール、ピサロなど)が馴染むし
印象派の絵は屋外が多くて茶色や緑、自然光の黄色が目立ります。
木の家具と「同じ仲間の色」なので、ケンカしません◎
ちなみに、美術館の展示室の壁の色って、結構考えて決められているんです。 印象派の展示室はあたたかいベージュ系、現代美術はグレーや白、というふうに、絵に合わせて壁の色を変えています。
モノトーン基調ならハマスホイやモンドリアン、モランディなど。
賑やかな部屋(子ども部屋やおもちゃが多いリビング)なら、マティスやミュシャ、シャガールあたりが空間より一層明るくしてくれます。
我が家のコルクっぽいボードにはモネが馴染んでますよね✨
「部屋に合う絵を選ぶ」だけじゃなくて、「絵に合わせて部屋を見直す」のも、家に絵を飾る楽しみのひとつかもしれません。
我が家が次に飾りたい2枚
ここまでテーマ別の選び方を書いてきましたが、最後に私自身がいま「次に飾りたい」と思っている作品を2枚、おまけで紹介させてください。
ひとつは、ムンク《太陽》。
ムンクって、《叫び》のイメージしかない人が多いんですが、晩年は太陽を描いていたんです。
オスロ大学の講堂に巨大な《太陽》があって、これがめちゃくちゃ明るくて生命力に溢れていて、...純粋に素敵じゃないですか?!
子どもと「太陽の絵」って言って一緒に見るのに、すごくいいと思っています。
artgraphでもムンク《太陽》のポスターあるみたいなので、次の第一候補ですね。
もうひとつは、クリムト《ひまわりの咲く農家の庭》。
画面の8割が花!
ひまわり、ダリア、マリーゴールド、アスター、フロックス。いろんな花が画面いっぱいに咲いている絵です。 子どもと「何種類の花があるかな」って数えるのに最高の絵だなと思っています。
artgraphでもクリムト《ひまわりの咲く農家の庭》のポスターあり。
飾ったら、SNSでお知らせしますね
まとめ
子どもに美術を伝えるのに、難しいことはいりません。
家に1枚、好きな絵を飾る。それだけで十分です。
教えようとしなくても、毎日目に入る絵が、子どもの中に何かを残してくれる気がします。
フレームは使い回し、ポスターは気が向いたら入れ替える。
そのくらい気楽に、長く続けるのがちょうどいい温度感だなと、半年やってみて思っています。
最初の1枚、何にするかで結構迷うと思うので、5選を参考にしてもらえたら嬉しいです。

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