ある程度英語学習にこだわっていましたので、筆者の英語学習について備忘録程度にまとめておこうと思います。中学生〜高校生向け、基本的にお金はかかりません。
参考
筆者の各テストスコアはTOEIC925点、TOEFL iBT105点(いずれも留学前のスコア)です。本記事では、私が中高校生の頃に実践していた英語学習ルーティーンやツールをまとめています。
BBC系ポッドキャストを活用する
English We speak
高校時代の通学中に、BBC系のポッドキャストをよく聞いていました。
当時はiPodで聞いていましたが...今はYouTubeでも見れるようです。便利だ。
当然無料ですし、当時の自分が理解できる「ちょうど良い」レベルの英語で大変重宝しました。聞き取りやすいようにゆっくり話してくれているし、内容もとても面白いので本当におすすめ。
また、BBCはポッドキャストだけではなくて、文法や語彙を増やせるツールや、英語学習者向けのニュース記事を配信しています。会員登録不要、全て無料ですので、是非活用し尽くしてください。
無料サイト等でネイティヴの添削を受ける
高校生の頃はLang-8に英語日記を投稿して、ネイティヴの友達に添削してもらっていました。ライティング能力の向上にオススメです!
この時知り合ったネイティヴの友達と海外旅行の際に実際会ったりしました
Lang-8(ランゲート)は、異なる母語を持つユーザー同士が、お互いに言語を教え合い交流できる無料サイトです。
今現在は新規の会員登録を制限しているらしく、添削機能はHiNativeというサービスに移行したようですね。
また、無料のコミュニケーションツールとしてはHello Talkもおすすめ。自分が学びたい言語と教えられる言語を登録し、世界中のネイティヴスピーカーと繋がることができます♪
英語の添削は便利で高機能な無料サービスがたくさんあるので、わざわざ有料サービスを使う必要はないと思います。
Grammarly(グラマリー)もスペルミスや文法ミスを自動で訂正してくれるし、スマホアプリもあって便利です。(実際の人に見てもらいたい人はHiNativeやHello Talkの方がオススメ)
そうやって文章を組み立てるのか、同じような意味だけどこちらの単語の方がよく使うんだなとか、他人に添削してもらうことでわかる自分の文章の癖を見つけましょう。
あとは、高校に所属しているALT(外国語指導助手)に文章を見てくれるよう頼んでいたりもしました
文章で学べる単語帳を選ぶ
世の中に溢れる英単語帳。なかでも革新的だったのがDUO 3.0です。
当時筑駒に通っていた友人が使っていた単語帳。筑駒といえば偏差値78の国立校、6割以上が東大に進学するというエリート中のエリートということもあって、軽い気持ちで真似して使いはじめました。
DUO 3.0って、ただ単語が羅列してあるような単語帳とは違うんです。役立つ例文の中で単語を学べるようになっていて、単語を覚えて次の日は忘れてる、みたいなことがないんです。
言葉がちゃんと定着する例文帳、語句帳みたいな。
出てくる文章を全て読み上げてくれるCDなどもついているので、文章のリズムも掴めます。
DUO 3.0を通して、文章と一緒に単語を身につけるのはとてもオススメ。
英文法書にはこだわる
英文法書は学校で指定されることも多く、誰もが1冊は手元にあった経験があると思います。
すでに一冊手元にあるので、自分自身で購入する機会が少ない教材でもあります。単語帳は自分で選んで買ったことがあっても文法書にこだわったことはない...という人も多いのではないでしょうか。
私はEvergreen(エバーグリーン)とforest(フォレスト)を使っていました。解説がわかりやすいし、レイアウトも古臭くないのが個人的に好きでやる気が出るので...。
表紙がやわらかくて厚さも手に馴染みやすく持ちやすい点も気に入っていたなぁ。
この2冊を買う必要はないのですが、もし自分が使っている文法書に対して何らかの理由(持ち運びにくい、解説がわかりにくい、本の構成が読みにくい等)でストレスを感じるなら...
自分にあった文法書に替えてみることを強くオススメします。
文法書は英語学習の際ほとんど毎回使うものですし、ここにこだわるのは結構大切です。
隙間時間に会話アプリを活用する
実際のネイティヴと対面英会話はハードルが高い、という方にオススメなのがアプリを活用した練習方法です。
例えば、AI英会話アプリ「スピークバディ」は、言葉にしたい英語がパッと出てこないという方向け。
話しかける相手はAIキャラクターなのでシャイでも大丈夫!気を遣わないし、時間も場所も自由に使えるのが嬉しいポイント。対面形式の英会話は緊張して無理〜〜って方におすすめです。
また、アルクが「キクタン英会話」をもとに開発したトーキングマラソンもおすすめ。音声認識による判別システムを使っているので、スマホ相手に納得できるまで自主練できます。毎日コンテンツが更新されるので、長期間継続して学習可能です。
英語の映画やドラマ、米国で出版されている英語学習者向けの英会話フレーズ集などを徹底的に分析しているので、安心して効率的に勉強できます。
今は無料お試し期間もあるようなので、気になる方は是非。
シャドーイング用ドラマでモチベを保つ
英語学習で繰り返す推奨されているシャドーイング。私もお気に入りドラマでシャドーイング、してました〜。
でも、一字一句頑張ってコピーするぞ!みたいなやる気はなく、「かっけ〜〜!」って気に入ったフレーズをカッコつけてリピートしてた感じです。今思えば、「こんな風に話せるようになりたい!」というモチベーションにもつながっていました。
使われている英語が役に立ちそうかどうかとかは、正直全然考えていませんでした
というか、ゴシップガールなんか全然使えないセリフばっかりですよね(笑)自分がノレるかどうかが大切。
シャドーイングの目的は英語のリズムと音を体に覚えさせることなので、細かいことは気にせずとにかく自分がハマれるドラマならOKだと思います。
自分が話せない発音やリズムの英語は、他にが話していても聞き取れません。登場人物と同じスピード、リズム、抑揚で話せるように練習しましょう。
リスニングテストがゆっくりに聞こえてきますよ
TOEFL iBTやIELTSを受験する
TOEICはライティングやスピーキングを含まないので、活用の機会がなかなか...。
より実践的な英語力を図るなら、TOEFL iBTやIELTS等の受験が役立ちます。英語圏への留学ではほとんどの場合、いずれかのスコア提出が必要です。
「話す」能力を見る機会
国内でスピーキングの公式テストの機会ってなかなか無い。英検の3級以上の面接やIELTSのスピーキングテストは、実際の面接官との対面なのでなかなか緊張します。一方でTOEFL iBTのスピーキングはパソコンに向かって収録するスタイル。(実際の人とは会話しないものの、隣の受験者も同時にスピーキング収録していたりして気が散る...)
ただし、TOEFL(23,000円程度)もIELTS(25,000円程度)も共に受験料が高いことがネック。しっかり対策を始める前に「お試し受験」をしたいのに、これではなかなか勇気が出ません。
実力を測るために出費する必要もありませんので、興味がある方は受けてみてください。
参考書は一例として、Z会から出ているiBTシリーズ(リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングすべてあり)を使っていました。
TOEICがたくさんの問題をどんどんこなす、数勝負!時間勝負!なテストであるのに対して、TOEFLやIELTSは高度な読解能力が求められる傾向にあるので、本物の英語力を身につけたい人は一度受けてみると◎